- 経過:
- 目の下のふくらみと皮膚のたるみが整い、影クマが目立ちにくくなっています。
- 施術内容:
- 表(切開)ハムラ法。下まぶたを切開し、眼窩脂肪を移動・固定したうえで余剰皮膚を切除する手術
- 副作用・リスク:
- 腫れ・痛み2日〜1週間程度、内出血2週間程度、左右差、ご希望どおりの仕上がりにならない可能性、数か月間の外反・拘縮の可能性。抜糸は5日後以降、テープ保護は3日間です。効果の現れ方には個人差があります。
- 施術の価格:
- 770,000円(税込)/モニター価格 550,000円(税込)


目の下のふくらみが長い年月をかけて皮膚を押し広げてきた場合、脂肪の位置を整えるだけでは皮膚が余ってしまうことがあります。伸びた皮膚は自然には縮まないため、たるみと小ジワが強い方には、余剰皮膚の切除を伴う術式が必要になります。
表(切開)ハムラ法(経皮的眼窩脂肪移動術)とは、下まぶたのまつ毛の生え際に沿って皮膚を切開し、前方へ突出した眼窩脂肪を切除せずにティアトラフ靭帯の下のくぼみへ移動・固定したうえで、余った皮膚を切除して縫合する手術です。ふくらみ・くぼみ・皮膚のたるみ・小ジワを一度の手術で同時に整えられる点が特徴です。
裏ハムラ法との違いは、皮膚側から切開するかどうかにあります。皮膚側から入ることで余剰皮膚を直接切除できる一方、抜糸が必要となり、ダウンタイムは裏ハムラ法より長くなります。切開線はまつ毛の生え際に沿わせるため、時間の経過とともに目立ちにくくなりますが、傷跡が完全に消えるわけではありません。
1.デザイン・麻酔 座位で皮膚の余り具合を確認して切開線をデザインし、局所麻酔を行います。ご希望に応じて笑気麻酔・静脈麻酔を併用できます。
2.皮膚切開 まつ毛の生え際に沿って皮膚を切開し、眼輪筋の層を剥離して眼窩脂肪に到達します。
3.靭帯の剥離 くぼみの原因となっているティアトラフ靭帯・眼輪筋支持靭帯を骨から剥離し、脂肪を敷き込むスペースをつくります。
4.脂肪の移動・固定 突出していた眼窩脂肪を切除せず、剥離したくぼみへ移動させて固定します。ふくらみが平らになり、同時に溝が埋まります。
5.余剰皮膚の切除・縫合 座位で開閉眼を確認しながら、引きつれや外反が起きない範囲で余った皮膚を切除し、丁寧に縫合します。抜糸は5〜7日後です。
手術時間は90分程度です。皮膚を切除する量は、切除しすぎると下まぶたが下に引っ張られる外反という状態を招くため、座位での確認を重ねながら慎重に決定します。
適応表ハムラ法が向いている方
要検討他の治療をご提案する場合がある方
ご自身のクマがどの種類なのかは、クマ取り(目の下のクマの種類と治療法)のページで種類別に解説しています。診察では、実際に触診と座位での確認を行ったうえで術式をご提案します。
| 項目 | 表(切開)ハムラ法 | 裏ハムラ法 |
|---|---|---|
| 切開部位 | まつ毛の生え際に沿った皮膚 | 下まぶたの裏側(結膜) |
| 皮膚のたるみ・小ジワ | 余った皮膚を切除するため改善できる | 皮膚切除を行わないため改善効果は小さい |
| 脂肪の扱い | 切除せず、くぼみへ移動・固定する | 切除せず、くぼみへ移動・固定する |
| 傷跡 | まつ毛の生え際に沿うため目立ちにくいが、残る | 顔の表面には残らない |
| ダウンタイム | 腫れ・痛み2日〜1週間程度、抜糸5〜7日後 | 腫れ・痛み1日〜1週間程度、抜糸なし |
| 手術時間 | 90分程度 | 60分程度 |
| 費用(税込) | 770,000円 | 660,000円 |
皮膚のたるみが軽度であれば、傷跡が残らずダウンタイムも短い裏ハムラ法が第一選択になります。皮膚の余りがはっきりしている方は、切除を伴う表ハムラ法のほうが仕上がりが整いやすくなります。選び分けの詳細は裏ハムラと表ハムラのメリット・デメリット(コラム)をご覧ください。
| 項目 | 表(切開)ハムラ法 | 経結膜脱脂 | 下眼瞼除皺術 |
|---|---|---|---|
| ふくらみ | 脂肪を移動して平らにする | 脂肪を切除して減らす | 脂肪を処理して整える |
| くぼみ(ティアトラフ) | 靭帯を剥離して改善できる | 対応しない | 対応しない |
| 皮膚のたるみ・小ジワ | 切除して改善できる | 改善しない | 切除して改善できる |
| 向いている方 | ふくらみ・くぼみ・たるみが揃っている方 | ふくらみが主体で、くぼみが浅い方 | シワとふくらみが主体の方 |
下眼瞼除皺術はシワとふくらみを改善する手術で、くぼみには対応しません。表ハムラ法は、そこに「くぼみの解消」が加わる点が違いです。経結膜脱脂と下眼瞼除皺術については経結膜脱脂(クマ取り)・下眼瞼除皺術のページをご覧ください。
たるみとふくらみを同時に改善した症例

長年のクマを改善した症例

たるみが強い方の症例

ふくらみと凹みを整えた症例

表(切開)ハムラ法のダウンタイムは、腫れと痛みが2日〜1週間程度、内出血が2週間程度です。テープ保護は3日間、抜糸は5〜7日後で、そのタイミングで1回ご来院いただきます。傷跡の赤みが落ち着くまでには1〜6ヶ月程度かかります。
洗顔は傷口を避けて翌日から(傷口そのものは3日後から)、メイクは抜糸の翌日から、入浴は3日後から可能です。洗髪とシャワーは当日から、目もとを濡らさないようにしてお願いします。コンタクトレンズは抜糸後から使用いただけます。
当院では、必要のない脂肪注入をおすすめすることはありません。表ハムラ法はご自身の眼窩脂肪をくぼみへ移動させる手術のため、多くの方は脂肪注入を併用せずにくぼみを整えられます。
ただし、くぼみが非常に強い方、皮膚の色味が気になる方、以前に脱脂を受けて凹んでしまった方などには、脂肪注入が有効な場合があります。併用が望ましいかどうかは診察のうえで判断し、理由を添えてご説明します。
目の下の手術のダウンタイムを写真で具体的にご覧になりたい方は、裏ハムラ法の日別経過を公開している裏ハムラのダウンタイム(術後1週間の経過を写真で日別公開)もご参考になります。表ハムラ法は皮膚を切開するぶん、腫れの引き方はこれよりゆるやかです。
| 施術 | 通常価格(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|
| 表(切開)ハムラ法 | ¥770,000 | ¥550,000 |
| 笑気麻酔(オプション) | ¥5,500 | — |
| 静脈麻酔(オプション) | ¥88,000 | — |
表示価格はすべて税込です。麻酔はご希望に応じてお選びいただけます。モニター制度の適用条件は、カウンセリング時にご説明します。傷跡を残さない裏ハムラ法との比較もあわせてご覧ください。
料金表はこちら表(切開)ハムラ法(経皮的眼窩脂肪移動術)は自由診療であり、公的医療保険は適用されません(全額自己負担)。費用は通常価格770,000円(税込)、モニター価格550,000円(税込)です。別途、麻酔オプション(笑気麻酔5,500円・静脈麻酔88,000円、いずれも税込)をお選びいただけます。主なリスク・副作用として、腫れ、内出血、左右差、傷跡、下眼瞼外反、数か月間の拘縮、感染などが報告されています(いずれも頻度は高くありません)。効果のあらわれ方や経過には個人差があります。治療の適応は診察のうえで判断いたしますので、まずは医師の診察をお受けください。



