- 経過:
- 術後1ヶ月。ふくらみとティアトラフの段差が整い、影クマが目立ちにくくなっています。
- 施術内容:
- 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術/靭帯剥離+脂肪再配置)
- 副作用・リスク:
- 腫れ・痛み2日〜1週間程度、内出血2週間程度、左右差、ご希望どおりの仕上がりにならない可能性、数か月間の拘縮の可能性。効果の現れ方には個人差があります。
- 施術の価格:
- 660,000円(税込)/モニター価格 440,000円(税込)


目の下の影は、色素沈着ではなく「凹凸がつくる影」であることが少なくありません。ふくらみと溝の段差がある状態では、コンシーラーで色を足しても影そのものは消えないため、メイクで隠しきれないという実感につながります。この段差を平らに整えることが、影クマの治療の考え方です。
裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)とは、下まぶたの裏側の結膜から切開し、前方に突出した眼窩脂肪を切除せずにティアトラフ靭帯の下のくぼみへ移動・固定して、目の下のふくらみとくぼみを同時に整える手術です。皮膚側を切らないため、顔の表面に見える傷跡は残りません。
加齢などによって眼球を支える靭帯がゆるむと、眼球が下がり、その下の眼窩脂肪(眼球のクッションとなる脂肪)が押し出されて前面に突出します。同時に、ティアトラフ靭帯や眼輪筋支持靭帯が皮膚と骨をつなぎ止めているため、その部分だけが陥凹して溝になります。この「ふくらみ」と「くぼみ」が並ぶことで段差が生まれ、上から光が当たると影として見えるのが影クマです。
1.麻酔 点眼麻酔ののち、下まぶたの結膜側に局所麻酔を行います。ご希望に応じて笑気麻酔・静脈麻酔を併用できます。
2.結膜切開 下まぶたの裏側の結膜を数ミリ切開します。皮膚側は切開しません。
3.靭帯の剥離 くぼみの原因となっているティアトラフ靭帯・眼輪筋支持靭帯を骨から丁寧に剥離し、脂肪を敷き込むスペースをつくります。
4.脂肪の移動・固定 突出していた眼窩脂肪を切除せず、剥離したくぼみへ移動させて固定します。ふくらみが平らになり、同時に溝が埋まります。
5.確認・終了 座位で左右差と段差を確認し、必要に応じて微調整します。結膜側は自然に治癒するため、抜糸は必要ありません。
手術時間は片側・両側あわせて60分程度です。脂肪を「減らす」のではなく「移し替える」ことが裏ハムラ法の本質であり、この点が経結膜脱脂との最大の違いになります。
適応裏ハムラ法が向いている方
要検討他の治療をご提案する場合がある方
ご自身のクマがどの種類なのかは、クマ取り(目の下のクマの種類と治療法)のページで種類別に解説しています。診察では、実際に触診と座位での確認を行ったうえで術式をご提案します。
| 項目 | 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術) | 経結膜脱脂(クマ取り) |
|---|---|---|
| 脂肪の扱い | 切除せず、くぼみへ移動・固定する | 眼窩脂肪を切除して減らす |
| くぼみへの対応 | 靭帯を剥離して脂肪を敷き込むため、段差を整えられる | 対応しないため、くぼみが深い方は段差が残る場合がある |
| 得意な状態 | ふくらみとくぼみが併存する方 | ふくらみが主体で、くぼみが浅い方 |
| 顔の傷跡 | 残らない(結膜側から切開) | 残らない(結膜側から切開) |
| 手術時間 | 60分程度 | 約20〜30分 |
| 費用(税込) | 440,000~660,000円 | 経結膜脱脂のページをご覧ください |
どちらが優れているという関係ではなく、目の下の状態によって適した術式が変わります。くぼみが浅くふくらみだけが目立つ方には脱脂が適していますし、段差がはっきりある方には裏ハムラ法が適しています。判断の詳細は裏ハムラと脱脂の違い(コラム)で解説しています。
| 項目 | 裏ハムラ法 | 表(切開)ハムラ法 |
|---|---|---|
| 切開部位 | 下まぶたの裏側(結膜) | まつ毛の生え際に沿った皮膚 |
| 皮膚のたるみ・小ジワ | 皮膚切除を行わないため改善効果は小さい | 余った皮膚を切除するため改善できる |
| ダウンタイム | 腫れ・痛み1日〜1週間程度、抜糸なし | 腫れ・痛み2日〜1週間程度、抜糸5〜7日後 |
| 費用(税込) | 440,000~660,000円 | 550,000~770,000円 |
皮膚のたるみが強い方は表(切開)ハムラ法が適応となります。詳しい選び分けは裏ハムラと表ハムラのメリット・デメリット(コラム)をご覧ください。
40代女性・術後1ヶ月

皮膚を切らない・脂肪を取らない治療

脂肪注入を併用しないクマ治療

「ハ」の字型のクマの症例

目元の印象が変わった症例

40代男性・術後1ヶ月

当院では、必要のない脂肪注入をおすすめすることはありません。裏ハムラ法はご自身の眼窩脂肪をくぼみへ移動させる手術のため、多くの方は脂肪注入を併用せずにくぼみを整えられます。
ただし、下まぶたのくぼみが非常に強い方、皮膚の色味が気になる方、以前に脱脂を受けて凹んでしまった方などには、脂肪注入が有効な場合があります。併用が望ましいかどうかは診察のうえで判断し、理由を添えてご説明します。詳しくは裏ハムラに脂肪注入は本当に必要か(コラム)をご覧ください。
裏ハムラ法のダウンタイムは、腫れと痛みが1日〜1週間程度、内出血が2週間程度です。テープ保護は3日間で、抜糸と術後の通院は必要ありません。洗顔・メイク・入浴は翌日から可能です。
術後1週間の経過を日別の写真で公開しています。腫れのピークやメイクで隠せるようになる時期まで具体的に確認したい方は、裏ハムラのダウンタイム(術後1週間の経過を写真で日別公開)をご覧ください。
| 施術 | 通常価格(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|
| 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術) | ¥660,000 | ¥440,000 |
| 笑気麻酔(オプション) | ¥5,500 | — |
| 静脈麻酔(オプション) | ¥88,000 | — |
表示価格はすべて税込です。麻酔はご希望に応じてお選びいただけます。モニター制度の適用条件は、カウンセリング時にご説明します。皮膚のたるみが強く、余剰皮膚の切除が必要な方には表(切開)ハムラ法をご提案します。
料金表はこちら裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)は自由診療であり、公的医療保険は適用されません(全額自己負担)。費用は通常価格660,000円(税込)、モニター価格440,000円(税込)です。別途、麻酔オプション(笑気麻酔5,500円・静脈麻酔88,000円、いずれも税込)をお選びいただけます。主なリスク・副作用として、腫れ、内出血、左右差、数か月間の拘縮、感染などが報告されています(いずれも頻度は高くありません)。効果のあらわれ方や経過には個人差があります。治療の適応は診察のうえで判断いたしますので、まずは医師の診察をお受けください。



