Case
症例紹介

Case details 30代女性 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)で目の下のふくらみとティアトラフの段差・影クマを改善 術後1ヶ月経過

施術前・施術後
施術前・施術後
施術内容:裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術/靭帯剥離+脂肪再配置)。下まぶたの裏側から眼窩脂肪を切除せずに移動・再配置する手術。
副作用・リスク:

腫れ・痛み:2日〜1週間程度

内出血:2週間程度

その他:左右差、ご希望どおりの仕上がりにならない可能性、数か月間の拘縮(組織が硬く感じられる状態)の可能性、感染。まれに修正手術を要する場合があります。

効果の現れ方や経過には個人差があります。


施術の価格:660,000円(税込)/モニター価格 440,000円(税込)/自由診療のため公的医療保険は適用されません。

ドクターコメント

年代・性別 30代 女性
主訴 目の下のふくらみ、ティアトラフの溝による影クマ、疲れて見える印象
施術名 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術/靭帯剥離+脂肪再配置)
経過 術後1ヶ月(正面・斜位の2方向で掲載)

この症例で裏ハムラ法を選んだ理由

30代の方は皮膚の張りが保たれていることが多く、この方も皮膚のたるみはごく軽度でした。一方で、正面写真では目の下の内側から中央にかけて眼窩脂肪(眼球を支えるクッションの脂肪)の前方突出があり、斜めからの写真では、そのふくらみのすぐ下にティアトラフ靭帯(目頭の下で皮膚を骨につないでいる靭帯)による溝がはっきりと確認できました。ふくらみと溝が上下に隣り合うことで境界に影が落ち、これが色ではなく立体構造に由来する影クマの正体です。皮膚のたるみではなく脂肪と靭帯が原因であるため、皮膚を切除する必要はなく、下まぶたの裏側からのアプローチで解決できる状態と判断しました。加えてこの方は溝の深さがあり、脂肪を取り除くだけでは溝側の影が残ると考えられたため、眼窩脂肪を切除せずに溝へ移動させる裏ハムラ法を選択しています。

脱脂(経結膜脱脂術)と裏ハムラ法の違い

脱脂(経結膜脱脂術) 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
眼窩脂肪の扱い 必要量を切除して減らす 切除せず、くぼみへ移動・再配置する
ティアトラフ靭帯の処理 行わない 剥離して、溝をつくっている牽引そのものを解除する
くぼみへの作用 くぼみ自体は変化しないため、溝が深い方は段差が残る場合がある ふくらみとくぼみを同時に整え、段差をなだらかにできる
皮膚切開・脂肪注入 いずれもなし いずれもなし。ご自身の脂肪を移動させて補う
向いている状態 くぼみが浅く、脂肪のふくらみが主体の方 ふくらみとくぼみの高低差が大きく、影が濃い方
ダウンタイムの目安 腫れ・内出血ともに比較的軽い 腫れ2日〜1週間、内出血2週間程度。拘縮期を経て落ち着く

脂肪注入をせずにクマを改善する2つの方法

くぼみが浅く脂肪のふくらみが主体の方は、脱脂で段差が平坦になるため注入は要りません。くぼみが深い方は、ご自身の眼窩脂肪をくぼみへ移動させる裏ハムラ法であれば、やはり注入せずに凹凸を整えられます。本症例は後者にあたります。どちらの適応かは、ふくらみと溝の高低差・皮膚の余り具合を診察で確認して判断します。当院は裏ハムラ法を専門的に多く手がけております。裏ハムラ法の詳しい解説はこちら

裏ハムラ法の手順と適応

手術の手順

  1. 点眼麻酔と局所麻酔を行い、下まぶたの裏側(結膜)を数ミリ切開します。皮膚は切りません。
  2. 眼窩隔膜(眼窩脂肪を包む膜)を開き、内側・中央・外側の眼窩脂肪の突出量を確認します。
  3. ティアトラフ靭帯および眼輪筋支持靭帯を剥離し、くぼみを引き込んでいる牽引を解除します。
  4. 眼窩脂肪を切除せず、眼窩下縁を越えてくぼみの部分へ移動させ、左右差を見ながら固定します。
  5. 結膜を閉じて終了します。所要時間は片側30〜40分程度、抜糸は不要です。

適応となる方

  • 目の下のふくらみと、その下のくぼみの高低差が大きく、影クマが濃い方
  • 皮膚のたるみは強くないが、脂肪の突出とティアトラフの溝が目立つ方
  • 皮膚を切らず、脂肪注入も行わずにクマを改善したい方
  • 脂肪を取るだけではくぼみが残ると診断された方

適応となりにくい方

  • 眼窩脂肪の突出がごく軽度で、移動させる脂肪量を確保できない方(他の治療をご提案します)
  • 皮膚のたるみが強く、余剰皮膚の切除が必要な方(表ハムラ法や下眼瞼形成術を検討します)
  • 色素沈着が主体の茶クマ、皮膚が薄く血管が透ける青クマの方(手術ではなくレーザーやスキンケア、生活面の対策が中心となります)

院長より

お悩み

30代の方から特に多くいただくのが、「まだ年齢的に早いと思っていたのに、目の下だけ疲れて見える」というお悩みです。しっかり眠った翌朝でも鏡に影が写り、コンシーラーを重ねても夕方には溝に沿ってヨレてしまう。オンライン会議で自分の顔が映ると、そこだけ暗く落ち込んで見える。この方も、日常のそうした場面が気になってご相談にみえました。

原因

目の下のふくらみは太ることや加齢だけで起こるわけではなく、眼窩隔膜のゆるみやすさ、眼窩脂肪の量、眼窩の骨格といった生まれ持った条件が大きく関わります。そのため30代、あるいは20代でも目立つ方がいらっしゃいます。押し出された脂肪でふくらんだすぐ下では、ティアトラフ靭帯が皮膚を骨に固定しているため、その部分だけが凹んだままになります。この高低差に光が当たって影が生じるのが影クマです。皮膚の色を明るくするケアで改善しにくいのは、原因が色ではなく立体構造にあるためです。

当院の解決策

この方は皮膚のたるみが少なく、脂肪の突出と靭帯による溝が原因の典型例でした。皮膚を切る必要はないと判断し、下まぶたの裏側から靭帯剥離と脂肪の再配置を行っています。手術のポイントは次の3点です。

  • ティアトラフ靭帯と眼輪筋支持靭帯を確実に剥離し、溝をつくっている原因そのものを解除すること
  • 脂肪を切除せず、必要な量だけを眼窩下縁を越えて移動させ、平坦さと自然な丸みを両立させること
  • 正面だけでなく斜めからの見え方と、笑ったときの表情でも段差が出にくい位置を確認しながら固定すること

なお、くぼみが浅くふくらみが主体の方は、脱脂だけで平坦になることもあります。診察では脂肪量とくぼみの深さの両方を確認し、どちらが適しているかをご説明しています。詳しくは裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)のページをご覧ください。

1ヶ月後の経過

術後1ヶ月の時点で、目の下のふくらみとその下の溝の高低差が整い、境界に落ちていた影が目立ちにくくなっています。斜めからの写真では、下まぶたから頬にかけての輪郭がなだらかにつながっている変化がより分かりやすく確認できます。皮膚を切っていないため傷跡は見えず、脂肪注入を行っていないためしこりや不自然なボリュームもありません。この時期はまだ組織が硬く感じる拘縮期にあたり、わずかなむくみや左右差が残ることがありますが、多くの方は3ヶ月ほどかけてなだらかに落ち着いていきます。この方からは「メイクで隠す手間が減った」「表情が明るく見えるようになった」とのお声をいただいています。効果の現れ方や経過には個人差があります。

こんな方におすすめ

  • 20代・30代で目の下のふくらみが気になり、若いうちの手術を迷っている方
  • 切らないクマ取りを希望しているが、脱脂だけで良いのか判断がつかない方
  • 目の下のくぼみ・ティアトラフの凹みが残ることを心配されている方
  • 脂肪注入を使わずに目の下の凹凸を整えたい方
  • 裏ハムラ法のダウンタイムや1ヶ月時点の経過を、具体的な写真で確認したい方
  • 浦和・さいたま市周辺で目の下のクマ治療・たるみ治療をお探しの方

関連情報:裏ハムラ法とは(脱脂との違い)裏ハムラ法のダウンタイム・経過コラム症例一覧クマ治療トップカウンセリングのご予約

BRIGHTS beauty clinic 院長 今村直樹
浦和駅徒歩5分

TREATMENT

この症例の施術:裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)

下まぶたの裏側(結膜)から眼窩脂肪をくぼみへ移動させる手術です。皮膚を切らないため、顔の表面に傷跡が残りません。適応・費用・ダウンタイムの経過を施術ページで解説しています。

裏ハムラ法の適応・費用・経過をくわしく見る
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