Case
症例紹介

Case details 50代女性 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)で目の下のふくらみと影クマ・ティアトラフの段差を改善 術後1ヶ月経過

施術前・施術後
施術内容:裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術/靭帯剥離+脂肪再配置)。下まぶたの裏側から眼窩脂肪を切除せずに移動・再配置する手術。
副作用・リスク:

腫れ・痛み:2日〜1週間程度

内出血:2週間程度

その他:左右差、ご希望どおりの仕上がりにならない可能性、数か月間の拘縮(組織が硬く感じられる状態)の可能性、感染。まれに修正手術を要する場合があります。

効果の現れ方や経過には個人差があります。


施術の価格:660,000円(税込)/モニター価格 440,000円(税込)/自由診療のため公的医療保険は適用されません。

ドクターコメント

年代・性別 50代 女性
主訴 目の下のふくらみと影クマ、ティアトラフの溝、疲れて見える印象
施術名 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
経過 術後1ヶ月

この症例で裏ハムラ法を選んだ理由

術前写真では、目の下に眼窩脂肪(眼球を支えるクッションの脂肪)の前方突出によるふくらみがあり、そのすぐ下にティアトラフ靭帯(目頭下の段差をつくる靭帯)による溝状のくぼみがはっきりと確認できました。ふくらみと、くぼみが上下に隣り合うことで境界に濃い影が落ち、これが影クマの正体です。この方のようにふくらみだけでなくくぼみも深い場合、脂肪を取り除くだけでは段差の下側が埋まらず、影が残ることがあります。そのため本症例では、眼窩脂肪を切除せずにくぼみへ移動させて段差そのものを平坦化する裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)を選択しました。ご自身の脂肪を移動させるため、皮膚を切らず、脂肪注入も行わずに凹凸を整えられる点が本術式の特徴です。

脱脂(経結膜脱脂術)と裏ハムラ法の違い

脱脂(経結膜脱脂術) 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
眼窩脂肪の扱い 必要量を切除して減らす 切除せず、くぼみへ移動・再配置する
くぼみ(ティアトラフ)への作用 くぼみ自体は変化しないため、深い方は段差が残る場合がある 靭帯を解除し脂肪で埋めるため、ふくらみとくぼみを同時に整えられる
皮膚切開 なし(結膜側から) なし(結膜側から)
向いている状態 くぼみが浅く、脂肪のふくらみが主体の方 ふくらみとくぼみの高低差が大きく、影が濃い方
ダウンタイムの目安 腫れ・内出血ともに比較的軽い 腫れ2日〜1週間、内出血2週間程度。拘縮期を経て落ち着く

くぼみが深い方に裏ハムラ法が選択肢になります

脂肪注入を行わずに目の下の凹凸を整える方法は2つあります。くぼみが浅く脂肪量が主体の方は脱脂で平坦になり、くぼみが深い方はご自身の眼窩脂肪を移動させる裏ハムラ法が適します。どちらが適応かは、ふくらみとくぼみの高低差・皮膚のたるみ具合を診察で確認して判断します。当院は裏ハムラ法を専門的に多く手がけております。裏ハムラ法の詳しい解説はこちら

裏ハムラ法の手順と適応

手術の手順

  1. 点眼麻酔と局所麻酔を行い、下まぶたの裏側(結膜)を数ミリ切開します。皮膚は切りません。
  2. 眼窩隔膜(眼窩脂肪を包む膜)を開き、突出している内側・中央・外側の眼窩脂肪を確認します。
  3. ティアトラフ靭帯および眼輪筋支持靭帯(目の下で皮膚と骨をつなぐ靭帯)を剥離し、くぼみをつくっている牽引を解除します。
  4. 眼窩脂肪を切除せず、眼窩下縁を越えてくぼみの部分へ移動させ、左右差を確認しながら固定します。
  5. 結膜を閉じて終了します。所要時間は片側30〜40分程度、抜糸は不要です。

適応となる方

  • 目の下のふくらみと、その下のくぼみの高低差が大きく、影クマが濃い方
  • 脂肪を取るだけではくぼみが残ると診断された方
  • 皮膚を切らずに、脂肪注入も行わずにクマを改善したい方
  • ティアトラフの溝が化粧では隠しきれない方

適応となりにくい方

  • 眼窩脂肪の突出がごく軽度で、くぼみもほとんどない方(移動させる脂肪量が確保できないため、他の治療をご提案します)
  • 皮膚のたるみが強く、余剰皮膚の切除が必要な方(表ハムラ法や下眼瞼形成術を検討します)
  • 色素沈着が主体の茶クマ、皮膚が薄く血管が透ける青クマの方(手術ではなくレーザーやスキンケア、生活面の対策が中心となります)

院長より

お悩み

朝の鏡で目の下の影を見るたびに「しっかり眠ったはずなのに疲れて見える」と感じる。コンシーラーを重ねても夕方には溝に沿ってヨレてしまい、かえって目立ってしまう。家族との写真で自分だけ不機嫌そうに写っている気がする。この方も、そうしたお悩みを長く抱えてご来院されました。

原因

年齢とともに眼窩隔膜がゆるむと、眼球を支えている眼窩脂肪が前方へ押し出されてふくらみます。一方、目頭の下から頬にかけて走るティアトラフ靭帯は皮膚を骨に固定しているため、その部分だけが凹んだままになります。この「上のふくらみ」と「下のくぼみ」の高低差に光が当たると境界に影が落ち、色素とは無関係に黒っぽく見えるのが影クマです。皮膚の色を明るくする治療で改善しにくいのは、原因が色ではなく立体構造にあるためです。

当院の解決策

この方は下眼瞼の脂肪の突出に加えてティアトラフの溝が深く、脂肪を切除するだけでは溝側の影が残ると判断しました。そのため、眼窩脂肪を温存してくぼみへ移動させる裏ハムラ法を行っています。手術のポイントは次の3点です。

  • ティアトラフ靭帯と眼輪筋支持靭帯を確実に剥離し、くぼみを引き込んでいる原因そのものを解除すること
  • 脂肪を切除せず、必要な量だけを眼窩下縁を越えて移動させ、平坦さと自然な丸みを両立させること
  • 座位でも確認しながら左右差を調整し、笑ったときの表情でも段差が出にくい位置に固定すること

なお、くぼみが浅くふくらみが主体の方は、脱脂だけで平坦になることもあります。診察では脂肪量とくぼみの深さの両方を見て、どちらが適しているかをご説明しています。詳しくは裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)のページをご覧ください。

1ヶ月後の経過

術後1ヶ月の時点で、術前に見られた目の下のふくらみと、その下の溝状のくぼみの高低差が整い、境界に落ちていた影が目立ちにくくなっています。皮膚を切っていないため傷跡は見えず、脂肪注入を行っていないためしこりや不自然なボリュームもありません。この時期はまだ組織が硬く感じる拘縮期にあたり、わずかなむくみや左右差が残ることがありますが、多くの方は3ヶ月ほどかけてなだらかに落ち着いていきます。この方からは「化粧で隠す時間が短くなった」「顔色が明るく見えるようになった」とのお声をいただいています。効果の現れ方や経過には個人差があります。

こんな方におすすめ

  • 切らないクマ取りを希望しているが、脱脂だけで良いのか迷っている方
  • 目の下のくぼみ・ティアトラフの凹みが残ることを心配されている方
  • 脂肪注入を使わずに目の下の凹凸を整えたい方
  • 裏ハムラ法と脱脂の違いを、実際の症例で確認したい方
  • 裏ハムラ法のダウンタイムや1ヶ月時点の経過を具体的に知りたい方
  • 浦和・さいたま市周辺で目の下のクマ治療・たるみ治療をお探しの方

関連情報:裏ハムラ法とは(脱脂との違い)裏ハムラ法のダウンタイム・経過コラム症例一覧クマ治療トップカウンセリングのご予約

BRIGHTS beauty clinic 院長 今村直樹
浦和駅徒歩5分

TREATMENT

この症例の施術:裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)

下まぶたの裏側(結膜)から眼窩脂肪をくぼみへ移動させる手術です。皮膚を切らないため、顔の表面に傷跡が残りません。適応・費用・ダウンタイムの経過を施術ページで解説しています。

裏ハムラ法の適応・費用・経過をくわしく見る
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