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肩こりにボトックスは効く?文献からみる効果・限界・注意点【浦和】

肩こりにボトックスは効く?文献からみる効果・限界・注意点【浦和】

公開日:
本記事は、美容外科医 今村直樹(BRIGHTS beauty clinic院長) が医学的知見および臨床経験に基づき監修しています。

つらい肩の張りに。ボトックスという選択肢

パソコンに向かっているうちに、肩がずっしり。夕方になると首の付け根が張り、気づけば何度も肩に手が伸びている。そんな毎日が続くと、「肩ボトックスで楽になるのかな?」と気になりますよね。

肩ボトックスは、肩周りの筋肉にボツリヌストキシン製剤を注射する治療の通称です。筋肉の緊張を和らげることを目的に、肩の張りやつらさの軽減を目指すアプローチで、診察のうえで検討する選択肢の一つになります。

「効くの?」への答えは、期待できる方はいます

痛みの軽減を示した研究もあり、肩こりへの改善が期待できる場合があります。ただし、研究全体では平均的な改善は小さく、どの方にどの程度・どのくらい続くかは十分に分かっていません。大切なのは、肩こりの原因を確かめ、自分に合うかを見極めることです。[1][2]

「自分に合うの?」「何回必要?」「肩のラインも変わる?」。この記事では、当院の症例写真も交えながら、気になることを順番に整理します。長く続く肩の悩みを見直すきっかけにしてください。

肩の張りとラインに、どんな変化を目指す?

筋肉に働きかける注射です

首の付け根から肩、背中に広がる筋肉の一つが「僧帽筋(そうぼうきん)」です。ボツリヌストキシンは、神経から筋肉への合図を弱めることで、筋肉の働きを一時的に抑えます。筋肉の緊張に着目して、肩の張りに働きかけるのがこの治療の考え方です。[3]

肩こりには、同じ姿勢の継続、運動不足、ストレスなども関わります。治療とあわせて普段の体の使い方を見直すことで、肩への負担を減らす工夫もできます。[4]

デスクワーク中に肩に手を添える女性の説明用生成画像

BRIGHTS CASE

肩ボツリヌス注射の症例

施術前と施術1か月後・背面

BEFORE|施術前
肩ボツリヌス注射の施術前の肩を背面から撮影した症例写真
AFTER|施術1か月後
肩ボツリヌス注射の施術1か月後の肩を背面から撮影した症例写真

治療回数・経過:1回の治療前と、治療から1か月後。写真は肩のラインの変化を示すもので、肩こりの痛みの程度を示すものではありません。

施術内容:韓国製ボトックスによる肩ボツリヌス注射。両肩合計150単位(当院の通常量の3倍)。自由診療・公的医療保険適用外です。

費用:韓国製・3倍量(両肩合計150単位)1回49,500円+注入手技料5,500円、合計55,000円(税込)。2026年10月18日時点の現行料金です。この方の当時の実支払額を示すものではありません。

主なリスク・副作用:内出血(1週間程度みられる場合)、注射部位の痛み・腫れ、肩や首の筋力低下など。飲み込みにくさ、呼吸障害、重いアレルギー反応にも注意が必要です。効果・経過には個人差があります。

この症例には、現在使用しているメディトキシンとは異なる韓国製製剤を使用しています。注入量は診察で個別に決めるもので、全員に3倍量が必要という意味ではありません。

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「つらさ」と「見た目」、ご希望を分けて相談できます

肩の張りを和らげたい方も、筋肉の盛り上がりによる肩のラインが気になる方もいらっしゃいます。当院では、痛みなどの症状と見た目のご希望をそれぞれ確認します。目指したい変化を整理しておくと、治療について具体的に相談しやすくなります。

自分に合う治療を見つけるために

院長・今村直樹の治療に対する考え方

診療経験から、肩周りの筋肉の緊張が強い場合には、ボツリヌス注射が役立つ可能性があると考えています。見た目だけでなく、日々のつらさや仕事中の負担も伺い、一人ひとりに合う治療を一緒に考えます。

院長の臨床的な見解であり、集計した改善率や効果の保証を示すものではありません。

診察では、肩が盛り上がっているかだけでなく、つらい場所や動き、これまでの経過を確認します。首の骨や神経、肩関節などの病気が関係している場合は、そちらの評価・治療が先になります。[4]

相談前に、こんなことをメモしておくと役立ちます

  • ・いつから、どこが、どんなときにつらいか
  • ・しびれや、腕に力が入りにくい感じはあるか
  • ・仕事や睡眠に、どのくらい支障があるか
  • ・これまでの治療、飲んでいる薬、他院での注射歴

しびれや力の入りにくさがある方、症状が強くなっている方は、「いつもの肩こり」と決めつけず、まず整形外科などへ相談してください。

注射の前に、いつもの環境も見直してみる

長く同じ姿勢を続けない、作業の合間に体を動かす、机や画面の位置を見直す。こうした工夫も、肩への負担を考えるうえで大切です。無理な運動や強いマッサージではなく、症状に合ったケアを医師と相談しましょう。[4]

デスクワークの合間に休憩する場面を描いた説明用イラスト

診察前のご質問やご予約は、BRIGHTS公式LINEでも承っています。LINEは一般的なご案内であり、診断ではありません。治療の適否は診察で確認します。

受ける前に知りたい、量・料金・回数と注意点

当院の通常量は、両肩合計50単位です

BRIGHTSの肩ボツリヌス注射は、公的医療保険が使えない自由診療です。通常量は片肩ではなく、両肩合計50単位。薬剤や量は診察で確認します。これは当院の通常量で、肩こりに有効と確立された標準量という意味ではありません。

肩ボツリヌス注射 税込料金
ボトックスビスタ 44,000円
韓国製ボツリヌス(メディトキシン) 16,500円
注入手技料(別途) 5,500円

2026年10月18日の公式料金表に基づきます。注入手技料は注入箇所数によらず別途必要です。増量等を含む見積もりは診察時にご確認ください。製剤の単位は互いに換算できないため、数字や値段だけでは比較できません。[3]

1回で終わる? 続けるならどのくらい?

1回で変化を感じる方もいますが、効果には個人差があります。当院では、筋肉の盛り上がりが気になる場合、経過を見て2〜3回の治療を検討します。これは見た目についての説明で、繰り返せば肩こりが治るという意味ではありません。

再施術を検討する場合の目安は3か月〜半年に1回です。前回の変化や筋力低下がなかったかを確認し、続けるかを相談します。変化が乏しいときは、回数を増やす前に原因や方針を見直します。

BRIGHTS beauty clinic院長の今村直樹
BRIGHTS beauty clinic 院長 今村直樹

受ける前に知っておきたい副作用と注意点

注射の痛み、腫れ、内出血のほか、肩や首に力が入りにくくなることがあります。肩・腕をよく使う仕事やスポーツをしている方は、事前に伝えてください。飲み込みにくさ、呼吸障害、重いアレルギー反応などにも注意が必要です。息苦しさや飲み込みにくさが出たら、速やかに医療機関へ連絡し、緊急時には救急受診してください。[3]

承認状況と、受けられない方について

国内承認薬のボトックスビスタでも、肩こりは承認された効能ではありません。添付文書には、承認適応以外には使用しない旨の警告があります。自由診療なら効果や安全性が保証される、ということではありません。

ボトックスビスタは、妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方、全身性の神経筋接合部の障害がある方、成分への過敏症歴がある方、他のボツリヌス毒素製剤で治療中の方には投与しないとされています。持病・服薬・他院での治療歴を必ずお伝えください。[3]

よくある質問と、相談するときのヒント

Q.肩こりがひどければ、注射が向いていますか?

つらさの強さだけでは決まりません。まず原因を確かめ、他の治療や生活面の工夫も含めて考えます。しびれや筋力低下がある場合は、整形外科などでの評価を優先してください。

Q.何日で効いて、何か月もちますか?

肩こりの痛みについて、全員に共通する時期や持続期間は示せません。しわ治療などで説明される期間を、そのまま当てはめることはできません。

Q.「50単位」は片肩分ですか?

当院の通常量は両肩合計50単位です。製剤ごとの単位を同じものとして比べず、個別の治療計画を診察で確認しましょう。

Q.見た目が変われば、肩こりも改善したといえますか?

見た目の変化だけでは判断できません。「仕事中のつらさ」「睡眠への影響」「腕の動かしやすさ」など、生活の中の変化も振り返ることが大切です。

Q.定期的に打ち続ける必要がありますか?

最初から継続を決める必要はありません。効果や副作用を確かめながら判断します。十分な変化がなければ、別の原因や治療を考え直します。

長く続く肩の悩み、まずはご相談ください

長く続く肩こりを、一人で我慢し続ける必要はありません。仕事中の重だるさ、眠りづらさ、肩の盛り上がり。気になっていることを、そのままお聞かせください。原因とご希望を整理し、自分に合う選択肢を一緒に考えましょう。

浦和で肩のお悩みを相談したい方へ

BRIGHTS beauty clinicは浦和駅徒歩5分。症状によっては、他の診療科での評価を優先する場合があります。

診察の予約はこちら

来院前のご質問はLINEでも

「予約はどうすればいい?」「費用を確認したい」「診察時に何を伝えればいい?」など、お気軽にご質問ください。

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LINEでのご案内は一般的な情報提供であり、診断ではありません。治療の可否や方針は診察で判断します。いただいた内容は診療目的以外に使用いたしません。

ボツリヌス注射の施術ページ / 料金表 / 院長・クリニック紹介

執筆・監修:今村直樹(BRIGHTS beauty clinic院長)

本記事は一般的な情報で、個別の診断に代わるものではありません。自由診療には費用と副作用・リスクが伴い、効果や経過には個人差があります。情報確認日:2026年10月18日。

参考文献・確認資料

本文は次の資料をもとに、一般の方向けに整理しています。研究対象や製剤・注射方法は一様ではなく、日常的な肩こり全体にそのまま当てはめることはできません。

  1. Saltychevら(2025)首・肩の筋筋膜性疼痛に対する系統的レビュー・メタ解析。痛みの差は臨床的に意味のある大きさでなく、使用を推奨できないとの結論。
  2. Grossら/Cochrane(2026)持続する首の痛みに対するレビュー。短期の痛みの改善は小さく、生活機能や長期効果には不確実性が残る。
  3. PMDA:ボトックスビスタ添付文書(2026年8月改訂)。作用、承認適応、警告・禁忌・副作用を確認。
  4. 日本整形外科学会「肩こり」。症状、原因、予防・治療を確認。
  5. 個別の比較試験:Ferranteら(2005)、Nicolら(2014)、Kwanchuayら(2015)。肯定・否定の両方の結果と、対象者選択の違いを確認。

アイキャッチ、デスクワーク中の女性写真、休憩のイラストは説明用の生成画像であり、実在の患者さんや治療結果を示すものではありません。症例欄の術前・術後写真および院長写真とは区別して掲載しています。

※掲載している医療情報は一般的な内容であり、症状・適応・効果には個人差があります。治療の詳細は診察時に医師がご説明いたします。
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